新築のマイホームを計画している途中、予算との戦いはシビアになりますよね。我が家も実に500万円以上の予算オーバーが起こってしまいました。
土地はすでに決まっており、建物本体の価格を下げる以外しかない状況。それなのに、削るところを削ってもどうしようもないという感じでした。500万円の予算オーバーってそのくらい絶望的です。。
今回の記事では、建物を小さくしてもなお予算がはみ出した状況から、どうやって予算と自分たちの理想を着地させたのかを書きます。理想を諦めずに「ちょうどいい着地」ができたので、新築で予算オーバーと戦う方のヒントになればうれしいです!
500万の予算オーバーを解決した2つの方法
せっかく新築でマイホームを建てるのに、変に妥協して後悔だらけの家に住むのは絶対に嫌だ!そう思った我が家は、500万円の予算オーバーからまず建物を小さくすることを考えました。
間取りで削った5つのことはこちら↓
それでもなお予算オーバーの状況。結論から言うと、ここからは2つの方法でちょうどいい着地を目指しました。
- 予算をちょっと増やした
- 相見積もりをとった
完全に苦肉の策なんですけど、実際にはこれ以外に選択肢がなかった…。あるとしたら、理想に近い形で上がってきたプランをゼロから考え直すことのみでした。
「現時点で理想に近いんだから、ここから練り直したら絶対に後悔するよね・・?」
「いや絶対そうだわ。中途半端に妥協した感じになっちゃうなら建てない方がマシだよな。」
夫婦でこんな会話をしながら、なんとか良い解決策はないかと。考え抜いて出した答えが2つの方法でした。
新築は予算内にこだわると大切なものがなくなる?
もちろん当初予定していた予算には近づけたいです。これはどの家庭も一緒だと思いますが、決してお金が無限にあるわけではない!
だけど、ここがマイホーム計画の難しいところですよね。せっかく注文住宅にしたのに変に妥協しすぎて、あと何十年も後悔しながら暮らすのは嫌だな…とも思っちゃうわけです。
ただ単に妥協していろいろ諦めることも一応考えたんですけどね…。なんか夫婦での話し合いも険悪なムードになったし、せっかく理想的なマイホームを目指すのに誰も幸せにならないなって(泣)
だからわたしたちは「建物をすこし小さくする」のと同時に「予算をすこし増やす」ことも考えて、ちょうどいい着地を目指しました。
完全に自分たちの問題なんですけど…!結果的には当初の予算から300万円くらい頑張りました。。内心「その代わり全部希望は叶えてね?」と思ったのはここだけの話です(笑)
予算オーバーしたときにやった裏技
はじめて相見積もりに手を出した
ウチは最初、気に入ったハウスメーカー1社のみで家づくりを進めていました。だから自分たちが希望しているマイホーム計画を仮に他社でやったとしたらどれくらいの金額なのか?まったく知らなかったんですよね…。
そのまま1社で予算問題が解決できたらよかったのだけど、
現実問題500万円オーバーです。どうすればいいの?
なので要望をまとめた資料を持って、他社に見積もりを依頼しました。いわゆる「相見積もり」と言われるものですね。
それまでに相見積もりをしたことはなかったんですけど、内見はたくさん行っていました。だから見学会のとき感触が良かった会社にお願いをした流れです。仮に相見積もりの予定がなかったとしても、関係を断たないほうが良いかも?
結論、予算オーバーのところを「うちならできます」というハウスメーカーや工務店はありませんでした。ただ、もう少し予算を抑えられそうな会社が現れたのです。
結果、予算オーバーを減らせそう?
他社に相見積もりをお願いしたところ、わたしたちがお願いした会社よりも少し安い金額を出してくれた工務店がありました。これは正直ちょっと迷いました。夫婦でこんな会話をしました。
「どうしようね?予算に近いのはB社だね…」
「でもテイスト的には元々みてたA社だよね」
「これまで営業さんにも良くしてもらってるしな…」
「とはいえ金額的に結構違うよ・・?」
この状況、あなたならどっちを選びますか?
- 当初から検討していた予算500万円オーバーのA社
- 理想のテイストとちょっと違うけど予算に近いB社
なかなか難しい決断ですよね…!結果、わたしたちはA社を選びました。この話は長くなりそうなので、またどこかで。
ただ1つ言えるのは、予算オーバーになったとき相見積もりはやってよかったです。ここから希望のハウスメーカーと話し合い(値引き交渉というよりはお互いの着地を探るようなイメージ)ができて、予算に近づける努力を一緒にしてもらえたので。
裏技なんていうと大げさに聞こえるかもですが、わたしたちとしては納得のいく形で家づくりを進められたので本当に大きな出来事だったと思っています。
新築の予算500万オーバーはうまく解決できた
新築のマイホームを計画中の我が家がどうやって500万円の予算オーバーを解決したのか。実際の流れを詳しく書いてきました。
当初の計画よりも予算をプラスしているのですこし無理は生じたけれど、理想が叶う範囲で決まって本当によかったです。正直ずっと胃が痛かったです…予算オーバーで悩む方がいたら激しく共感し合いたい(笑)
ちなみに、500万円という明らかな予算オーバーに情緒不安定だった旦那は「一生後悔するなら、好きな家を建てて仕事がんばるほうがいい」と言ってました。これはもう頑張れとしか言いようがないんですけど(笑)家族で納得する形の解決ができたのは本当によかった!
予算オーバーからが勝負というか、ハウスメーカーや営業さんの姿勢が強く感じられる場面でもあると思います。すこしでも我が家の経験がヒントになればうれしいです!がんばりましょう。
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