マイホームを建てるとき、切っても切り離せないのが土地選びだと思います。初めて新築を建てるワクワクがある一方で、どこに家を建てるかって本当に難しいですよね。わたしはちゃんと病みました…!
実際に経験してみて感じたのは、土地選びって優先順位が家庭ごとにまったく違う、ということです。失敗しないためにいろんな情報を調べたけれど、「後悔したポイント」みたいなのを全部拾っちゃったら一生決められないなって思いました(笑)
ひょっとしたら、土地選びがうまく進まないせいでマイホームづくりがつまらなくなっていませんか?
わたしは土地選びをするときに、いろんな基準が欲しかった。どんなことを優先したのか、単なる正論ではなく実際に新築を建てた人たちの情報を知りたいなってずっと思っていました。
だからこの記事では、注文住宅を建てた我が家の実体験から土地選びのポイントについて、自分たちが優先したことをお伝えします。そういう決め方もあるんだってことが、すこしでも土地探しのヒントになればうれしいです!
マイホームでよく言われる土地選びのポイント
マイホームを建てるための土地選びですが、どんなことを意識して探せばいいのかって最初はわからないですよね。初めての経験だから当然。
わたしは、とにかくいろんなブログやYouTubeをみました。ノイローゼになるレベルで毎日情報を漁りました。ひとつ言えることは、本っっ当にキリがないです。
せっかくドラマを見るための日中の時間が、気づいたら子どもたちのお迎えになる。これはもう悲劇としか言いようがありません。
結果として大体似たようなことがよく言われていたので、まず前提になる知識として紹介しますね!無駄な時間はショートカットしてください。切実に。
土地選びのポイントとしてよく挙げられるのが以下の5つです。
- 日当たりが良い
- 教育環境がいい
- 利便性がいい
- 駅やバス停が近い
- 治安や環境がいい
大体そのままの意味なのですが、利便性というのはスーパーが近いとか病院が近いなどのイメージです。
あとは地盤の強さなんて話もありました。土地選びの段階でそこまでわからないんだが!?とも感じつつ、念のため頭の片隅には置いておくといい気がします。
注文住宅を建てた我が家の土地選びのポイントは?
さてここからは完全なる主観です。注文住宅を建てた我が家が土地選びで重要視したポイントをお伝えします。
細かくいうと他にもあるのだけど、譲れないものを決めておくのが新築のマイホームをつくるコツだと感じたので。わたしが考えていた5つの条件がこちらです。
- 子どもの学校が近いこと
- 入りくんだ場所じゃないこと
- それなりに栄えていること
- 間口がある程度ひろいこと
- 見晴らしが良いこと
それぞれ順番にお伝えさせてください。
ポイント①子どもの学校が近いこと
土地選びで重要視したポイントですが、正直これが一番でした。子どもたちの学校が近いこと。これだけはわたしが絶対に譲れなかった条件です。
せっかく新築のマイホームを建てるのだから、景色がいい場所にしたい気持ちはもちろんありました。でも我が家は子どもたちがまだ幼かったんですね。マイホームを計画し始めた時点で7歳と3歳でした。
毎日学校に通うのに、あまり遠いと可哀想だし。何より心配が勝っちゃって、ヒヤヒヤしながら過ごすような未来は絶対に避けたいと思いました。せめて中学校までは、それなりに近い場所に家を建ててあげたいなって。
ポイント②入りくんだ場所じゃないこと
奥まった場所は土地選びから外しました。大きな通りから内側に1本はいったくらいの場所が良いなと。学校が近いのと一緒で、帰りが心配になるようなところにはしたくない気持ちだったからです。
これを優先したから土地選びが大変だったところもあるんですけど(笑)よかったポイントとしては「大通り沿いではなくていい」と考えたことです。
大きな通りは安心できる反面、騒音のリスクがあるかなって。あと何より新しく出てくる土地が全然ないので、ちょっとだけゆるく考えていたのは大事なポイントだった気がします。
ポイント③それなりに栄えていること
今ってマイホーム需要が高まっていて、北海道も土地の価格がかなり高騰しているんです。わたしたちが土地探しをしていた札幌も、中心部に近くなれば平気で坪単価が80万円以上しちゃいます。50坪の土地で4000万円。いやいや、建物が建たん。東京とかで新築建ててる人はほんと尊敬です…
だから早々に土地探しをする範囲を広げました。「それなりに」の考え方としては・・
- 習い事に不便じゃない
- 買い物できる場所がある
この2つが最低条件。言い方を変えると、土地選びの条件から駅近は捨てました。
旦那の仕事が家でできるのと、車で移動すればいいからということで、徒歩圏内に駅があることは必須ではないと考えるようにしました。これも家庭によってはありえない話だと思うけど、我が家の生活スタイルで考えたのがポイントだったと思います。
ポイント④間口がある程度ひろいこと
家の両隣がキチキチじゃないことも大事なポイントでした。それこそ今って土地の価格がすごく高い。なのでマイホームを計画するエリアによっては、そこまで広い土地が確保できないこともありえると思います。
我が家も当初は「新築なら広々とゆとりのある場所がいいな」と思っていたものの、予算との兼ね合いを考えると、郊外にエリアを広げる以外に選択肢がありませんでした…。
20坪30坪くらいの土地も見学に行ってはみたのですが
- 三方向ぜんぶが隣家と近い
- 駐車場に車を入れるのも微妙なくらい狭い
こんな印象で、長く住むことを考えたらちょっと不便だなと思ってしまいました。
普段から車を利用することが多いので駐車がしやすいことと、ノッポの外観にしたくないのは夫婦で合致しているポイントだった感じです!
ポイント⑤見晴らしが良いこと
欲を言えば、程度のポイントが家から見える景色です。これは夫にとって優先順位が高いことだったものの、なかなか条件を満たす土地が出てこず。徐々に「そんなにこだわらなくてもいっか」となっていきました。
土地選びをしていくなかで、最初に考えていた優先順位が変わるのは全然アリだとわたしは思います…!
景観が良い土地って憧れるポイントのひとつです。でも実際のところ、高低差があって費用が高くついちゃったり、安全面に不安があったりしたので、家族で話し合ってみることをおすすめします。
マイホームの土地選びで諦めたこと
ポイントとしてはここまでにお伝えしたとおりですが、最後に補足です。わたしたちが土地を探す際に諦めたことも書いておきます。
「重要なポイントとしてよく言われているけど、自分たちの優先順位とはちょっと違うかな」ということは実際にあるので、情報収集をするときにもそんな気持ちは大事にしておくとラクです!
マイホームの土地選びで我が家が諦めたポイントがこちら
- 駅近じゃなくていい
- 角地にはこだわらない
- 南向きじゃなくていい
- 多少の予算オーバーは許容
- 庭がとれる面積は絶対じゃない
こう見てみると、ネットでよく言われている条件は結構外してるんですよね。
最初は要望を多くしすぎていて、いやこれは無理じゃん?どんだけ待っても全部は揃わないね?と悟りました(笑)
結果的にほぼ予算どおりになったのですが、土地探しの段階ではすこし柔軟に情報をみていたのは良かったポイントです。
予算に近い土地はどんな条件が多いのか、だんだん傾向がわかってくるんですよね。その感覚が、自分たちが決定するときに役立つので。
暮らし方によって、諦めていい条件も意外とあるかも!というのが、土地探しのヒントになるかもしれません。
さいごに
土地探しって本当に大変で、マイホームを辞めたくなる瞬間があるかもしれません。初めての新築だから勝手もわからないし…運命的な部分が大きい(自分ではどうしようもないことが多い)のも事実としてあります!
だからこそ柔軟な探し方をするのが大事だと気づきました。そのためには、他のひとたちがどんな考え方をしているか知るのも大事。
たとえばわたしも「南向きの土地じゃなくても日当たりは良く設計できる」というのを知ったとき、本当に気持ちがラクになったんですよね。優先したい条件が1つ減ると、土地選びのしやすさが一気にアップします!
あなたが良い土地と出会えるように、心から願っています。マイホームづくり、がんばりましょうね!
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