土地探しで迷子に！ストレスMAXになった実体験

家を建てると決めたときセットでついてくる土地探し。建物にワクワクする一方で、良い土地が見つからなくてストレスを感じる瞬間ってありますよね。

我が家も、もれなく土地探しで迷子になりました。夜な夜な夫婦喧嘩もしました。せっかく新築のマイホームを建てるのに、なんでこんなにつらい気持ちにならなきゃいけないの？ひょっとしたらあなたも、やり場のない感情を抱えていないでしょうか。

この記事では、土地探しで迷子になった理由とそのとき起きたことをただただ書きます。つい最近まで毎日ネットの土地情報をみていた実体験を！

というのも、建てたい場所に土地が全然みつからなかったとき、わたしがブログで読みたかったのは「まず優先順位を決めましょう」みたいな正論ではなかった。。同じように悩んでいて、迷子になってる人がいることを知って安心したかっただけなんですよね。

「土地探しって大変だよね、でもお互いに頑張ろうね！」みたいな、そういう気持ちになりたかった。そういうブログを探して、でもなくて、よくわからない涙が出たことがありました。

もしかしたら、今このブログにたどり着いたあなたもそんな想いがありませんか？

土地探しなんて、もう辞める！と今にも言い出しそうな中で頑張ってると思うんです。目次から気になるところだけ読む感じでも大丈夫なので、すこしでもストレスが軽くなったらうれしいです。

土地探しで迷子になった理由

マイホームを建てようと決めて、まず現実をみたのが土地探しでした。家づくりって、展示場に行くとかインスタでオシャレな家を見るとか、そうやってマイホームへの期待が膨らんで「家を建てよう！」となりますよね。我が家もまさにそんな感じだったんです。

でも現実的には、土地探しが一番大事だといっても過言ではないくらい。家を建てる場所を決めるって、本当に大事なことです。

いま振り返ると、わたしたち夫婦はなんとなく土地探しをスタートしてしまいました。だから大変になってしまいました。あなたのヒントになるかもしれないから、迷子になった理由を簡単にお伝えします。

迷子の理由①予算配分がわかっていなかった

土地探しを始めたとき、いくら土地にお金をかけられるかをまったくわかっていませんでした。このくらいで建てられたらいいね！なんて話はしていたけれど、具体的な金額までを土地代として考えられていなかったんです。

土地探しをしているのに、自分たちがいくら使えるかがわかっていない。それじゃあ見つからない。。今思えば当たり前のことです。財布にいくらあるか知らないまま、スーパーに行くことはないですもんね。泣

迷子の理由②探し方をわかっていなかった

あと土地探しを始めたときって、何をみていいかわからなくないですか？

調べてみるとネットの情報だったり、不動産会社にいってお願いしていたり、いろんな方法が存在していることはわかりました。でも実際に自分たちで土地探しをしようとなると、何から始めたらいいかわからないんですよね。

もし同じような状況だったら、ハウスメーカーや工務店など、ご自身が家を建ててもらおうと考えている会社に相談するのがまずオススメです。一緒に探してくれると心強いので。

ちなみにわたしはハウスメーカーの担当者さんが一緒に探してくれました。そのうえで迷子になりました。本当に笑えないくらいつらかったけれど、こういう家族もいるので安心してください（笑）

迷子の理由③夫婦で条件を話してなかった

したつもりだったけど甘かったな、というのがこれです。お互いに土地探しで優先したいことは話したつもりでした。駅が近いとかスーパーが近いとか、学校が近いとか。

でも土地探しには、他にもいろんな条件がありますよね。

たとえば「エリア（家を建てる地区）」はどうするのか。自分たちが建てたい場所に土地がないと、探す範囲を広めようか…みたいな話になりがちです。そのとき、どこまでを許容できるか？という話をわたしたちはできていませんでした。

だから夫が探してきた土地を、わたしは「んー、ちょっと学校から遠いね」なんてやりとりを何回もしました。

希望の条件で土地が出てこないと、どうしても何かを妥協しようと考えてしまいますよね。そのときの判断材料として、ゆっくり話し合いができるのは大事だと思います。

そして、土地探しも家づくりも、妥協したくないポイントは妥協しないこと！一生に一度かもしれないマイホームです。わがままだろうと、譲らないポイントがあってもいいとわたしは思います。

土地探しでなにがつらかった？

そんな感じで土地探しの迷子になってしまったのですが、ぜんぜん見つからないとき特につらかったことを3つ書きます。

土地探しでつらかったこと①先が見えない不安

とにかく不安でした。土地は一期一会だなんて言うけれど、このまま探していて本当に自分たちの理想の場所がみつかるのかな？と。

いつになったら出てくるとか、どれくらい頑張ったら手に入るとか、そんな目標があれば頑張れるじゃないですか？でも土地探しには、そういう明確なものがない。

次の日にアットホームを調べてみて、前日とおなじ土地しか掲載がなかったときにはため息が出ました。（これマジで100回以上やったんじゃないかと思います笑）

土地探しでつらかったこと②前に進まないストレス

土地探しって、頑張りようがなくないですか？自分たちの力で何とかなる範囲が狭いというか、待ってるだけの状況って本当にストレスだなって思いました。

失敗でもいいから何か起きてくれたら、もうちょっと前進してるように感じられたはずなのですが…！

土地探しでつらかったこと③即決のストレス

そして良い土地がみつかったときもストレスがすごかったです。これは本当に嫌だった！

というのも、自分たちが「いいな」と思った土地に出会えることは数回あったんです。でもことごとく、「もうすでに検討されている方がいまして…」という返答。

いやたまに出てきたと思ったらちょっと悩む時間もないんかい

と、即決しなければ手に入らない感じがものすごくストレスでした。

わたしたちは北海道の札幌で土地探しをしたので、最近はマイホームを考えている人が多い地区というのもあったと思うのですが…！数千万円の買い物って、そんな簡単に決められないですよね。

迷子になってよかったこと

実は土地探しで迷子になったのは悪いことだけではありませんでした。今回はこれを最後にお伝えさせてください。

正直これは土地探しが終わったから言えることでもあるのですが、ちょっとでも前向きになれるかもしれないので。リアルな体験談として、こういったメリットも一応ありました。

迷子になってよかったこと①夫婦の人生観を知れた

土地探しについて話し合っていると、お互いに今まで知らなかったような人生観が見えてくることがありました。

たとえば駅に近いほうがいいか、というテーマでは「じゃあ子どもが高校生になったらどっちが迎えにいく？」みたいな話が出てきたり。元々住んでいるマンションは駅から徒歩10分くらいだったので、こういう会話はしたことがなかったんですよね。

習い事に対する考え方や、交友関係など、あなたも土地探しで大変な状況かとは思うのですが、後から振り返ると案外「あのとき色々話せてよかったな」と思えるかもしれません。（とはいえ早くみつかってほしいのは痛いほど理解しています…！）

迷子になってよかったこと②担当者さんとの絆が深まった

家づくりを進める中でこれは本当によかった。一緒に土地探しをしてくれた担当者さん（ハウスメーカーの担当者さん）との会話が多くなったので、見つからないストレスを感じる一方でコミュニケーションはよく取れたんですよね。

苦楽を共にした仲、なんていうと大げさなんですけど（笑）そんな関係性になれたのは、のちの打ち合わせですごく感じました。

夫婦間での話し合いはもちろんのこと、担当者さんとの情報共有を密にしていくことで今後の進み方が変わってくるかもしれません。

迷子になってよかったこと③ちゃんと良い土地と出会えた

迷子になっても妥協しないでよかった。心の底からそう思っています。何かを諦めて今あるなかから決めるのも大事だけど、後悔しないだけ色々と悩むのも1つの道です。

あなたの土地探しもきっとうまくいきますし、今の時間を前向きにとらえられるきっかけに少しでもなれたらうれしいです。

さいごに

土地探しって本当に先が見えなくて、不安で押し潰されそうになっちゃうときもあると思います。会社だったり家の仕事があるなかで、家づくりを楽しく進めていくって難しいですよね。

わたしも土地探しで迷子になり、マイホームなんて辞めるほうが幸せなんじゃない？なんて思いかけた瞬間がありました。

ただ、良い土地がみつかって、そこにどんな家を建てるのかを考える時間は本当に楽しいです。都合がいい考え方かもしれないけれど、土地探しが大変だったぶん愛着が湧くのかなとも思います。

ほんの少しだけ先に土地探しのストレスを抜けられた実体験が、何かしらあなたのお役に立てたらうれしいです。良い土地がみつかりますように…！